「キャリアとライフをトレードオフにしない」
この言葉を掲げるワーキングペアレンツ向け転職サービス『withwork』には、日々多くのビジネスパーソンがキャリアの相談に訪れます。
今回は、withworkのサービス初期から参画している3名のキャリアアドバイザーに集まってもらい、支援の裏側にある想いや哲学について語ってもらいました。

航空会社、起業、そして人材業界へ。三者三様のキャリアパス
Q. まずは、みなさんのこれまでのキャリアと、キャリアアドバイザーになった理由を教えてください。
金城
私は新卒で航空会社に入社し、客室乗務員をしていました。その後、人材会社3社で働き、現在に至ります。
人材業界に飛び込んだのは、「仕事が楽しいと思える人を増やしたい」との思いを持ったからです。その中でも、私は人材紹介の仕事が好きです。人材紹介のコンサルタントは第三者という立場で“自身の介在価値”を考えながら、キャリアのご支援をさせていただくのが魅力です!
非常に奥深いお仕事で、長くやっていても飽きがきません。
重松
僕は1社目は知人と教育系の企業を立ち上げ、小中学生を対象にプログラミング教育などを提供する会社を運営していました。
その後、withworkを運営するXTalentに入社したのですが、もともと自分がキャリアアドバイザーになることを想像していたわけではありませんでした。ただ、XTalentが掲げる「フェアな労働市場をつくる」というミッションや、地方在住の僕のように、制約に縛られず多様な人が活躍できる世の中にしていきたいという想いに共感し、入社を決めました。
吉田
僕は過去の在籍会社で人材紹介を経験しており、XTalentは4社目になります。個人的に「さまざまな人の半生ストーリーを聞く」のが好きで、この仕事が性に合っているのかもしれません。
自分自身がキャリアとライフをトレードオフにした実体験に近いものも過去にあり、自分と同じような思いをされている方のちからになりたい、その先には日本の社会構造を良くしていきたいという想いから、withworkへのジョインを決めました。
条件マッチングで終わらない。「人生にまで深く携わる」支援の在り方
Q. withworkのキャリア支援は、他社と比べてどのような特徴があると思いますか?
吉田
一般的な転職エージェントでは、求職者からの「キャリアアップしたい」「年収を上げたい」という希望が多い印象です。
withworkのユーザーさんも、もちろんそうした希望はお持ちですが、それだけではない方がほとんどです。「キャリアとライフをトレードオフにしたくない」という強い想いを持ってらっしゃるため、僕たちキャリアドバイザーもその方にとっての理想の働き方やキャリア、ひいては生き方の実現に近づけるよう、差し支えない範囲でライフ部分の悩みも伺います。ユーザーさんのご事情によっては、かなり立ち入ったお話になることも…。
これは他の転職エージェントとは違う点だと思います。
金城
そうですね。なので、機械的な条件マッチングでは終わらないですよね。
単純に「営業職、年収700万円以上」といったシステムで検索してマッチングできるようなものではないんです。
重松
「働き方を整えたい」という話だけでなく、「価値観」の部分までお伺いしてご支援することが多いのも、withworkの特徴かもしれませんね。たとえば、「こういった原体験があるので、次はこういう事業に関わりたい」といったような。
金城
withworkのユーザーさんはワーキングペアレンツの方が多いのですが、みなさん、働くことに意義を求めていると感じます。「子どもを預けてまで働くのだから、自分は何のために働くんだろう」と根本的に悩まれている方が多い。だからこそ、「子どもが大人になった時により良い社会にしたい」「社会貢献したい」といった強い意思を持った方が多く、私たちはその想いをしっかり汲み取ってご支援したいと思っています。
吉田
未来志向で社会に対して諦めていない方が多い印象ですよね。
互いに認め合うプロフェッショナルな視点
Q. ここからは照れくさいかもしれませんが、お互いの「ここがすごい」というポイントを教えてください。まずは吉田さんについていかがでしょうか。

金城 社内、社外と分け隔てなく、みんなに平等に、その人の立場になって考えてくださるのが本当にすごいなと思います。それに加えて、やはりプロフェッショナルですよね。人材業界での経験が長いですし、起こりうるリスクや取りうる選択肢をすべて想定した上で、人の可能性を広げる提案ができる。これは吉田さんにしかできないことではないでしょうか。 重松 そうですね。すごく優しく寄り添う一方で、一歩引いてフラットに見るというか、プロとして客観性を失わないご支援をされている。そのバランス感覚がすごいなと思います。
また、社内おいては組織に安心感を与え、空気を柔らかくしてくれます。これはやろうと思ってできることではないと思います。そして、めちゃくちゃ優しい。ここまで人に優しく寄り添って、丁寧にフォローできる人を僕は見たことがありません。
Q. では、次は金城さんについてお願いします。

吉田 金城さんは、「withworkの権化」と言われるくらい、サービスのコンセプトを無意識に体現してくれている存在です。withworkの空気感や考え方を形作ってきたのは金城さんだと思います。金城さんなくして今のwithworkはないでしょう! 重松 僕自身、「こういう時、金城さんだったらどうするだろう」と考えることがあります。その指標は間違っていないだろうなという感覚がありますね。そして、金城さんがいると場がすごく明るくなる。ポジティブなエネルギーを組織にもたらしてくれる。いるだけでありがたい存在です。 吉田 ユーザーさんにも企業にも親身に寄り添う姿勢がありつつ、感情だけに寄らない冷静さもありますよね。状況を理解して、「だから次はこういうアクションをした方がいい」と整理できる。プロとしてすごく尊敬しています。 重松 感情的な寄り添いとロジカルな部分、その両方のレベルが高いからこそ、高い成果を出し続けてらっしゃるのだと思います。
Q. では最後に、重松さんについてはいかがでしょうか。

金城 重松さんは「言語化の鬼」ですね。面談の満足度がすごく高くて、ユーザーさんからも「自分の中で不透明だった点を、丁寧なヒアリングを通してクリアにしてくれた」という声をよく聞きます。 吉田 傾聴が本当に上手で、きっとどんな方でも自然に話してしまうのだと思います。そして、それを整理するのがうまい。どんなことがあっても動じないですし、感情の起伏が良い意味でフラットなので、先入観なくお話を伺える。だからこそ、さまざまな職種の方から全方位的に信頼を得ているのだと思います。 金城 wihworkと他転職エージェント経由で複数社オファーが出て、ユーザーさんが悩んでいる時に、普通のエージェントなら自社で決めさせようと強引になることもあります。でも、重松さんは本当にフラットに話を聞く。だからこそ、ユーザーさんも本音で話せるのだと思います。常に目の前のユーザーさんに対して「自分の家族だったら、どういった言葉をかけるだろう」という視点で真剣に向き合っている、本当に素敵なキャリアアドバイザーです。
「背中を押すには勇気が必要だった」人生の分岐点に立ち会った支援エピソード
Q. みなさんのご支援の中で、とくに印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
重松 一社経験で、大手銀行に勤めていた35歳の女性の方です。 吉田 僕は、IT企業でディレクターをされていた方のご支援が印象深かったです。 金城 私は、30歳前後の男性の方の事例です。
非常に多忙でやりがいも見出しにくいご状況から、転職を希望されていました。ただ、大企業でしか経験がない中で、私たちが紹介するベンチャー企業はどこも規模が小さく見えてしまい、応募にもすごく悩まれていました。最終的には、30〜40名規模の企業に決まったのですが、ご本人も最後の最後まで本当に悩んでいました。ただ、その会社の代表が本当に素敵な方で、最終的には入社を決断されました。僕自身もユーザーさんと真剣に向き合う中で、転職という人生に関わる大きな決断だからこそ、背中を押すには勇気が必要で、慎重になってしまう瞬間もありましたが、入社1ヵ月後のアンケートで「転職して本当に良かったです」というコメントをいただけてとても嬉しかったです。
その業界は残業が多く、働き方を整えたいとご相談に来られました。ご活躍されていた領域が、ITのなかでもエンタメというニッチな領域だったので数多くの求人はご紹介できませんでしたが、その方のご経験に合う会社があり、無事にご入社に至りました。関わっている領域や分野は好きなのだけれど、業界的に労働時間が長いから、業界を変えなければいけないと諦めている。もしそのような方がいたら、withworkがお付き合いしている会社なら働き方を整えられる可能性が高いので、職種を問わずご相談に来てほしいなと思います。
1万人規模の大企業で事業企画をされていましたが、結婚してお子さんを持つことを考えた時に、「今の職場では子どもを育てられない」と感じて、withworkにご登録されました。休日出勤は当たり前で、将来マネージャーになった時の働き方を想像すると続けられない、といったご状況でした。面談を重ねる中で、「将来的にはCFOを目指したい」という想いも見えてきて、最終的にはそうしたポジションがあった企業に転職されました。今、その会社で育休中だと聞いています。前職では考えられなかった選択だと思います。
面談で心がけるのは「先入観を持たず、話したいことを聞く」姿勢
Q. ユーザーさんとのヒアリングの場で心がけていることは何ですか?
吉田 先入観を持たないこと、そして、自分は決める立場ではなく、決断はユーザーさんがすること、というのを意識しています。 重松 少し似ていますが、ユーザーさんが言った言葉をそのまま受け止めず、その裏側、つまり「なぜそう言っているのか」を知ろうとすることを意識しています。必ずしも求人の提案をゴールにはせず、その方がこのヒアリングの時間で何を得られると良いのかを意識しながら向き合っています。 金城 その方が「話したいこと」を聞くようにしています。ヒアリング項目を一つ一つ埋めていくのではなく、「何のためにwithworkに登録して、何を話したかったのか」を大切にしています。 吉田 私も「何でも話していいですよ」という雰囲気作りを意識し、「考えがまとまっていなくていいですよ」とお伝えするようにしています。
やりがいは「入社後の活躍」。キャリア支援の先にある喜び
Q. この仕事において、どんな時にやりがいを感じますか?
吉田 入社後のご活躍を聞いた時ですね。入社して数ヵ月後に、ご機嫌に働いているのを知った時が一番嬉しいです。内定が決まった時ももちろん嬉しいのですが、その転職を「正解にしていっている」感じが分かった時が一番やりがいを感じます。 金城 ユーザーさんから直接ご連絡いただくのも、入社先の企業から「すごく活躍しているよ」と聞くのも嬉しいですね。 重松 意思決定の瞬間に立ち会えた時もやりがいを感じます。複数の内定がある中で、条件だけでなく、ご自身の価値観や人生で成し遂げたいことに“自分の心に従って”決断してくださる瞬間は、この方の人生の分岐点をご支援できたなと、すごく嬉しくなります。 吉田 たとえ他社経由で決まったとしても、私たちと話したことがその良い決断の一つの要素になったのであれば、関われたことは嬉しいですね。 金城 あと、登録された当初は「働き方を改善したい」という目の前の課題に目が行きがちですが、対話を重ねるうち、その方の仕事に対する情熱や、もっと深い想いにたどり着けた時も嬉しくなります。
「その悩みはあなただけじゃない」転職を考えるすべての人へ
Q. 最後に、転職を悩んでいたり、検討したりしている方へメッセージをお願いします。
重松 「子育てをしているから転職は難しいだろうな」とか、「こんな考えでは転職できないよな」と思ってしまっている方が結構いらっしゃるのですが、そんなことはありません。同じような悩みを持っている方は本当にたくさんいますし、実際に動いてみたら良いご縁があるかもしれません。 吉田 「こんな悩みをエージェントに話したら、門前払いされるんじゃないか」と不安に思う方も少なくないですよね。withworkでは、少なくとも面談でお会いした方に対して、そのようなことは絶対にないので、安心してご相談ください。 金城 もちろん、私たちの力不足で、全ての方にご紹介ができるわけではありません。ですが、それは子育てしているからNGということでは決してありません。思い込みで動けなくなってしまっているとしたら、もったいない。安心して本音を聞かせてほしいなと思います。
キャリアとライフの両立に悩んだら、withworkにご相談を
私たちwithworkは、キャリアとライフをトレードオフにしたくないと願う皆さんへの転職支援を行っています。 働くお母さんお父さんはもちろん、これから結婚や妊娠などのライフイベントを控えている方、ご家族の介護をされている方、不妊治療中の方など、ライフを犠牲にしない働き方をめざし、自分の理想のキャリアを描いていきたいユーザーさまに、withworkは徹底的に寄り添います。
「まずは情報収集から始めたい」「同じような境遇の方の転職成功事例について知りたい」という方は、ぜひお気軽にwithworkにLINE登録&ご相談くださいね。
「これまで積み上げてきたキャリアも大切だけど、プライベートも大事にしていきたい」
withworkは、そんなビジネスパーソンの想いを全力で応援します。
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