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「調和における最後の砦」として、組織作りと事業の成長に挑む |取締役就任スペシャル対談

上原達也

XTalent株式会社 代表取締役

東一圭祐

XTalent株式会社 取締役

XTalent株式会社は、2025年9月1日付で、次なる成長フェーズに向けた経営体制強化の一環として、創業初期から業務委託として当社に関わってきた東一 圭祐を、新たに取締役として迎えました。

本記事では、代表取締役の上原達也と新任取締役の東一 圭祐による特別対談をお届けします。ふたりの出会いから、これまで業務委託として関ってきた中での印象的な取り組み、XTalentの魅力と課題、これから担っていく役割、意気込みについて語っています。

ひとことで言うと、「会社の運営に必要なことを何でもやる人」

上原

9月から、これまで業務委託としてXTalentを支えてきてくださった東一さんが、新たに取締役に就任することになりました。
就任に至った背景や、XTalentのこれからについて、ぜひお話できればと思います。

まずは、簡単な自己紹介をお願いできますか。

東一

XTalentに業務委託として関わり始めたのは、4年前くらいでしょうか。
最初は、人事制度を作ったり、新規事業に携わっていました

徐々に組織開発に関わるようになっていって、全社のエンゲージメントサーベイの運用から全従業員との月次1on1まで行うようになりました。会社の成長にあわせて最近では、上原さんと一緒に三ヵ年計画といった経営戦略を考えたりしていました。

ひとことで言うと、「その時その時で会社の運営に必要なことを何でもやる人」ですね。

ふたりの出会いは、「退職を決断した」タイミング

上原

東一さんがジョインくださった当時、XTalentはまだ3~4人くらいの規模感でした。
同じく業務委託として参画くださっている西尾さんが、つないでくださったんですよね。

東一

そうですね。当時、10年ほど会社員勤めをしてきた中で、「1回会社員を辞めたらどうなるんだろう?」と思って、退職の決断をしたタイミングだったんですよね。
その後、何をするか全く決めていない状態で。

ずっと仕事中心の生活をしてきた中で、事業の成長に携わりながらも、人・組織を大事にする会社経営に携わったり、プライベートももう少し生活を充実させるような生き方ができないかと考えたんです。

そのタイミングで、たまたま西尾さんにお会いする機会があって。
雑談感覚で話していたら、「私が関わっている会社で、両方が叶うかもしれない会社があるよ」と紹介くださったのが、XTalentなんです。

上原さんとお話する中で、XTalentでなら「事業・人・組織を大事にする」ことが実現し得るかもしれないと思い、ジョインしました。

「三ヵ年計画」がギアチェンジのきっかけに

上原

この4年間で、印象に残った取り組みや出来事はありますか?

東一

初めの1~2年でいうと、まだまだ組織としても小さかった時期にジョインしたので、「会社は、こういう風にして大きくなっていくんだ」という景色を見られたのは印象深かったですね。


上原

会社がつぶれないように、組織や事業を作って、とにかく足元の成果を伸ばすというフェーズで、僕ができない部分を東一さんがスッと動いてサポートしてくださる場面がすごく多かったと感じます。

何度か「これマジでやばいな」というハードな出来事もありつつ、夜な夜な東一さんと2人で話しながら、事業計画や資金繰りを見ながら議論するということもありました。
業務委託という関わりの中でも、「すごく踏み込んできてくれてるな」と感じていました。

直近では、なにか印象的な取り組みはありましたか?

東一

従業員が30人規模になってきて、「これからどういった世界を作っていくんだっけ?」と、三ヵ年計画を一緒に作ることができたのは、自分自身も当事者意識が増す取り組みになったのではないかと思います。


上原

今回の取締役就任に至った背景にもつながると思うのですが、おそらく東一さんの中でギアチェンジしたタイミングがありましたよね。
XTalentへの関わり方であったり、事業や組織の向き合い方にスイッチが入った瞬間があったように思っています。

東一

大きく2つのきっかけがありまして、1つは会社のフェーズです。

この先、「XTalentという会社は、どうなっていくんだろう?」と考えた時に、今ある事業を多くしていくことはもちろんですが、会社としての成長投資として、ミッション実現のために新たな挑戦をしていく必要があるなと思った瞬間に、1つモードが切り替わった感覚があります。

もう1つのきっかけは、自分自身のメタ認知が変わったことです。
これまでずっと「僕がXTalentにいる理由は、みなさんが楽しく働くためです。」と言って、そのようにやってきました。

それを続けていくうちに、自分の周りの人が幸せであったり、楽しかったりすることが、自分自身の幸せにつながっていることに気がついたんですね。

そして、その先にあるのは個人だけの話ではなくて、みんなにとっての周りの人も幸せであれば社会全体の幸せにつながるのではないかと思った時に、XTalentのミッションと重なるなと感じたのが、モードが切り替わったきっかけです。

上原

ギアチェンジのタイミングはいつ頃ですか?

東一

三ヵ年計画の議論を重ねていく中での、その終盤あたりでしょうか。

ミッション実現のためには、こういった課題があり、このようなアプローチをしなければ成し遂げられないといったことが、まさに具体化していくタイミングだったんですよね。

昔から僕の中には、「新しいことをやりたい」「見たことのないものを見てみたい」という欲求があって。

世界が変わっていく瞬間を見てみたい。
まだ誰も見たことがない、XTalentが目指す世界を見てみたい。

そう思った時に、それを実現していくためには新しい事業を作る必要があると感じたんですが、すごくワクワクしたのを覚えています。

「調和における最後の砦」として、組織と事業の成長の両輪を回していく

上原

改めてこれまで東一さんが、形式上は外から支援する立場という関わりの中でみてきたXTalentという会社は、どのように映っていましたか?

東一

まずは、「フェアな労働市場をつくる」というミッション、いわば“北極星”がぶれないのは強いと思っています。
とても抽象度が高いミッションではあるのですが、自分なりの価値観に照らし合わせて共感したメンバーが集まっています。
そして、その人たちが運営しているwithworkという事業は、ユーザー側・企業側、両方の課題を解決していて、ちゃんと市場にも受け入れられている。

これら3点が、まだまだ成長段階というフェーズで、バチッと固まっている会社というのは、なかなかないと思っています。

一方で、裏返しの課題もあるかなと。
バランスを取りながら何事も進めていくということは、時にはスピードに制約になり得る部分があると思います。
前提として、何かをトレードオフにすることなく、バランスを考えながらやってはいくのですが、会社のフェーズや市場環境によっては、「今はどういったギアが必要なんだっけ?」といった所をみんなできちんと目線を合わせながら会社運営していくことが、ますます必要になってくると感じています。

上原

何かを捨てたときのスピードや大胆さには、やはり劣ってしまう所も出てくるのではないかということですよね。
XTalentでは事業成長と社会インパクトの最大化を目指していますが、事業の成長のためだったら犠牲が生じてもいいわけでは当然ない
けっこう難易度の高い話ですよね。

でも、僕がまさに東一さんに期待しているのは、この辺りだったりします。
事業や組織というそれぞれの論点だけで見ると、今後も仲間に加わるであろうスペシャリストはきっとたくさんいると思うんですよね。
当然スペシャリストも必要ですが、東一さんが「調和における最後の砦」になりうるかなと。

東一

たしかに…と思うと同時に、すごく意識しなければならないと思って。

事業づくりをしていると、どうしてもアグレッシブなホルモンが出るんですよ。
一方で、組織づくりは俯瞰しながら土台を考えていくという仕事になるので。

ここを行き来するのは、すごくエネルギーを使うし、なかなか刺激的ですね。

この「どっちもやる」話にも通ずるかも…というエピソードがあって。
学生時代サッカーをやっていたんですが、ポジションがゴールキーパーだったんです。
基本的に守りなのですが、最後ロスタイムでなんとか1点は取らなければとなったら、相手側のゴールに近くまで攻めに行かなければいけなくて。

どっちもやりたいからやってるだけなのですが、両方をやってる時が一番スイッチが入る気がします。

上原

なかなか稀有なセンスですよね。
そして、やりたがる人も、あまりいない印象です…!

複雑な社会課題の解決を加速するために。
“長所”を活かしたそれぞれの役割

上原

今後、XTalentで東一さんはどういった役割を担い、何を目指していくのか。そうした、東一さん自身のミッションであったり、今後取り組みたいテーマについて、ぜひお話できればと思います。

東一

役割の話でいうと、まず僕からみた上原さんは「複雑な課題を解く」ことに、モチベーションの根源があると思っていて。
少子化なのか、労働人口の減少なのか、ジェンダーギャップなのか。
様々な社会課題がある中で、「どれが本質的な課題なんだっけ?」と、真の課題を追求し続けることに楽しさを感じ、それを考え続けるための適切な問いが「フェアな労働市場をつくる」というミッションなんだろうなと思っています。
上原さんは、そうした課題に向き合い深めるためにも、社内外に発信しながら多くのステークホルダーを巻き込んでいくことに軸足を置くのが良いんだろうなと思っています。

そうした中で、僕自身の役割でいうと、課題に対する具体的なソリューションや仕組みを具体的に作っていくことかなと思います。
上原さんがより大きな枠組みを考えたうえで、僕が細かい所をきちんと詰めていくイメージです。

あとは、組織面ですね。
大前提として、僕のリーダーシップスタイルは「一人ひとりの個性を活かしていく」ことに重きを置いています。個々人に正面から向き合いながら、抱えている課題を解決したり、意思を引き出していくということで、会社のミッションを実現するために、みんなが背中を合わせて進んでいく。それが、僕の役割かなと思います。


上原

そうですね。おっしゃるとおり、僕は抽象度の高いものについて考え続けることが好きなタイプで、向いてるんだろうなと思います。

一方で、具体的な組織づくりや事業づくりについては、“上原じゃなくてもいい”所がたくさんあるはずなので、そこは東一さんにお願いできる部分があると思います。

そして、これからも仲間を集めていかないといけないので、そうした土台づくりも、ぜひ一緒にできればと思っています。

苦難の先に見える新しい景色を、社員のみんなと一緒に

上原

最後に、意気込みや締めの言葉をお願いします。

東一

まずは社員のみなさんへ。
みなさんと一緒に新しい景色が見たいです。
XTalentが掲げているミッションは、「フェアな労働市場をつくる」という、非常に壮大なものです。
実現に向けて、きっと多くのチャレンジが必要になってきます
苦難もあるかもしれませんが、様々な課題を乗り越えた先に待っている、僕たちが目指しているものが“当たり前“になった世界で、「あの時大変だったよね」「頑張ったよね」と笑い話ができたらと思っています。
振り返ってみたら、「良い人生だったな」と思えるような時間を一緒に過ごせたら嬉しいです。

社外に向けたメッセージでいうと、「一人ひとりが幸せに楽しく生きる」「より良い選択肢や未来を選べる」社会を作っていくためには、XTalentに関わってくださる方を、これからも増やしていくことが不可欠です。
どのような関わり方でも大変嬉しいので、ぜひXTalentと一緒に未来に残せるものを作っていきましょう

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